survey site
AI時代の要求工学 意識調査
要求工学を、社会的な必要に応えるものにしていくために
このサイトは、生成AIが日常の道具となった時代において、要求工学がどのように受け止められ、 どのように使われ、そして何が足りないと感じられているのかを調べるためのものです。 調査によって集められた事実を手がかりに、要求工学を社会的な必要に応えるものへと組み替えていくこと。 それが、ここで行っている一連の調査の目的です。
要求工学は長く体系化されてきた分野ですが、その体系が実際にどこまで届いているかは、 意外なほど分かっていません。無論、教科書に書かれていることと、現場で起きていることとが 一致しているという保証もありません。つまり、まず調べなければならないということになります。
アンケート
現在お答えいただけるアンケートを並べています。どれか一つだけにお答えいただいても構いませんし、 順序も問いません。それぞれ「回答する」に進むと、まずその調査の〈目的〉と実施条件、 そして結果をどのように検討するかの方針が示されます。 内容にご納得いただいたうえで、お答えいただければと思います。
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この調査について
ここで行っている調査は、五つの視点から組み立てられています。 第一に、要求工学の中核概念がどこまで共有された知識になっているか。 第二に、要求を定める作業のどの局面で生成AIが実際に使われているか。 第三に、要求定義のどこに難所があるのか。 第四に、要求を考えるときの思考の傾向はどのようなものか。 第五に、求められる要求技術者像について、学ぶ側と実務の側とで認識がどれだけ隔たっているか。
これら五つは、それぞれ独立にお答えいただけますが、互いに関係しています。 たとえば、概念の理解度が低い層でAIの活用度が高いという結果が出たとすれば、 それは〈抽象化〉の負担をAIが肩代わりしていることを意味するのかもしれませんし、 逆に、理解がないままAIに委ねているということなのかもしれません。 いずれであるかは、複数の調査を重ね合わせてはじめて見えてきます。
お答えいただいた内容の扱い
いずれの調査でも、氏名・所属機関名・連絡先といった、個人を特定しうる項目は一切採取しません。 採取するのは、立場・分野・要求工学の学習レベル・プログラミング経験・生成AIの活用経験という 五つのプロフィール項目と、設問へのお答えだけです。
送信された回答は匿名のまま統計的に集計されます。個々の回答が単独で公開されることはありません。 集計の結果は、各アンケートの「集計を見る」からどなたでもご覧いただけます。
自由記述にお書きいただいた文章は、集計ページには出しません。件数だけをお知らせし、 本文はほかの回答者の方からは読めないようにしてあります。お寄せいただいた記述は、 調査を進めるうえでの検討に、筆者が直接あたらせていただきます。
調査の進め方
それぞれの調査は、案内・プロフィール・設問・確認・送信という五つの段階で進みます。 設問は選択式を中心に構成してあり、記述式は各調査で多くても一問、しかも任意としています。 回答者の負担をできるだけ小さくし、そのぶん多くの方からお答えをいただくためです。
すべての設問にお答えいただいたあとには、内容を確認する画面が出ます。 そこで見直してから送信していただく形ですので、途中で誤ってお答えになっても心配は要りません。 また、画面から一問ずつお答えいただく代わりに、表計算ソフトで記入した表を そのまま提出していただくこともできます。どちらの経路を選んでも、結果はまったく等価です。
| お立場 | おすすめの順序 |
|---|---|
| 要求工学を学んでいる方 | 要求工学リテラシー実態調査 → 要求思考の特性セルフチェック → 要求定義の困難度調査 |
| 実務で要求を扱う方 | 要求定義の困難度調査 → 生成AI活用実態調査 → 期待される要求技術者像ギャップ調査 |
| 教える立場の方 | 期待される要求技術者像ギャップ調査 → 要求工学リテラシー実態調査 → 各調査の集計ページ |
| まず自分のことを知りたい方 | 要求思考の特性セルフチェック(送信直後に結果が表示されます) |
補足の資料
アンケートの背景にある考え方については、次の三つのページに整理してあります。 お答えいただくうえで必ずしも読む必要はありませんが、設問の意図をつかみたいときや、 答えに迷ったときの手がかりとしてお使いください。
概念 ── 押さえておくとよい事項
〈目的〉〈抽象化・具体化〉〈コミュニケーション〉という三本柱と、 その背景にある新実在論を、図と定義を追いながら確かめられます。 設問の言葉づかいは、この枠組みに沿って選ばれています。
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仮説 ── 五つの命題
調査の設計のもとになっている分析の軸と、そこから立てられた五つの仮説を、 附番つきの命題として並べています。番号や語句で絞り込みながら参照できます。
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参考 ── AI・思考の技法による純粋要求定義法 入門
『思考の技法 2.0』から純粋に演繹して抽出された、それ自体で完結した一つの方法論です。 八つの原理、五つの局面、五つの技法を、演習とチェックリストつきで学べます。 アンケートの前提となるものでも、その検証を目的とするものでもありません。
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「参考」の位置づけ
「参考」で扱う〈純粋要求定義法〉は、この調査とは独立した、それ自体で完結した一つの方法論です。 『思考の技法 2.0』から純粋に演繹して抽出された手法であり、アンケートの仮説(H1〜H5)を前提とするものでも、 その検証を目的とするものでもありません。 つまり、そこに書かれていることの正しさは、調査の結果がどうであるかとは無関係に成り立ちます。 あくまでも参考資料として、独立に読める形で置いてあります。
結果の公開について
集計の結果は、回答が集まりしだい、各アンケートの集計ページに反映されます。 ただし、回答数が10件に満たないうちは速報値として扱い、その旨を明示します。 件数が少ないうちは、一人の回答が平均を大きく動かしてしまうためです。
集計ページでは、段階評価や選択式の分布・平均・クロス集計・二軸の地図といった、 統計的な結果をご覧いただけます。他方、自由記述の本文と回答の生データについては、 お書きになった方の求めに応じて、公開しない扱いに改めました。 調査の値打ちは、集めた者だけが抱え込むところにではなく、多くの目で読み直されるところにあります。 その〈読み直し〉は、個々の記述をさらすことによってではなく、 集計された像を共有することによって果たしたいと考えています。
設問は変わっていきます
アンケートの設問は、調査を進めながら追加・変更されることがあります。 分かってきたことに応じて問いを立て直すのは、調査として当然の営みだからです。 設問が変わった場合も、それまでにお寄せいただいた回答は保持され、 共通する設問については引き続き集計の対象となります。